ヨガで大切にしていること
「内観をすること」と言います*
あれこれ考えなければならないこと、
何者かでいなくてはならないこと、
それらを一旦
「この時間だけは何にもとらわれなくていいんだよ〜」って決める。
OKを出してあげる意識が
大切だと私は思っています。
そして’私”という様々な感覚
(思考、感情、記憶など)を密着していたものを
切り離し
観察する、ということをしたいのです。
・良い子にしていないと愛されない
・本音を言ったら嫌われるから言ってはいけない
・努力をしていないと認められない
・いい人でいないといけない……etc
・自分は父(母)である
・息子(娘)である
・夫(妻)である
・会社では上司(部下)である
・恋人の前では彼氏(彼女)である
・友達の前では色んなキャラがある……etc
そこから更に色んな感情が巡りますね。
・親に小言を言われると無性に腹が立つ
・子供が言うことを聞かずに泣き叫ばれるとこっちが泣きたくなる
・夫に言いたくても言えない事があり胸が詰まる
・会社では頑張っているのにミスをして落ち込む
・友達と自分とのギャップにジェラシーを感じる…etc
”私”が、”所有”しているものにすぎません。
客観視しているのが
本当の”私”です。
内観のチャンスだと思っています。
これはいわゆる本当の私と繋がっている状態。
「無心」で何にもとらわれず、
ただただあるがままに、ここに存在していること。
(好きなことをしている時って、まさにこの状態ですよね。
プラモデルが好きな人、編み物が好きな人……
無心で集中して、あっという間に「時間」を、「我」を忘れている時間)
本来はこの状態を作り出したいのですが、
それらをただ観察することを楽しみます。
「隣の人前屈すごいな〜私なんて……」
「今日はイライラして集中できないな〜」
「先輩が今日言っていたあの一言ってどんな意味だったんだろう…」
これらの雑念に、巻き込まれて次々と自分の世界の展開に
飲み込まれていまいがちですが、
そこで私のお手伝いが入ります。
「今日の呼吸はどうですか?」
「背骨のスペースをイメージできますか?」
「丁寧に、息を吐き出してみましょう」
こで「あっ」って戻れたなら、その繰り返し。
「私、今、こう思っていたんだな」と。
所有しているはずのものに
簡単に所有されてしまっていることに
まずは気がつくこと。
私のヨガの時間では、
「上腕二頭筋となんちゃら筋を意識して!」
「ウエストにはこのポーズ!」という感じより、
しつこく「意識は呼吸に戻す」ことにフォーカスします。
ですので、身体が固いとか、
柔らかいとか、関係ないんです。
まずは、遊びと思ってチャレンジしてみると楽しいですよ。
初めは、何にでも気づいたら、「〜って、思ってるんだね、私」を付け足すだけだから。(笑)
「今日はイライラして集中できないな〜……って思ってるんだね、私!」
「先輩が今日言っていたあの一言ってどんな意味だったんだろう……って思ってるんだね、私!」
まずはこの気がついたことを観察している風ゲームを楽しんでみましょう。
すると、単純なゲームが面白いことに日常でも大抵の感情や思考にこれが無意識に通用してくるとまた見え方が変わってきます。
「内観」「俯瞰」
一見矛盾しているように感じますが
長くなるので、また今度更新します*
最後まで読んでくれて、ありがとうございました☺︎ ♡
kana.
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