悲しみ方って?
先週亡き父が久しぶりに
夢に出てきて、なんだか書きたくなったので書こうと思う。
父親と14歳の愛犬を
同時期に見送った頃は
“悲しみ方“が上手くいかなくて
気丈に振る舞って悲しみを堪えたり
私がしっかりしないと、と責任感じたり。
昔から人前でおいおいと
声をあげて涙を流せる姉を見るたびに
羨ましいとさえ思っていた。
うまく感情処理ができなくて
乗り越えたと思った半年後とかに
生理が数ヶ月止まらなくなり、
仕事中にいきなりポロポロ勝手に涙が溢れてきたり
身体が必死に心のへルプを出していたのだと
今ならわかる。
突然すぎる別れだったから、
しばらく父の事を思い出しても
どうしても苦しすぎて、
どう処理していいか分からず何年も
思い出すことを避け続けていた。
30才目前にしてはじめて沖縄の宮古島のとある場所に行った時に
無性に「父親に逢いたい」と
感情が急に爆発してきて
はじめて子供のようにわんわんと泣くことが出来た
死に対して色々な哲学とか
スピリチュアルとか学んだ後だったけれど
どんな理屈も知るか。
ただ逢いたい、触れたい、声が聞きたい、
それだけだった。
数時間、ひたすら悲しんで、悔しんで
愛しくて寂しさだけに浸った。
気付いたら夕日が沈んで暗くなってきて
レンタカーに戻ったけれど
運転しながらもずっと泣き止まなかった。
たぶん人生で1番泣き続けた
そのとき初めて自分の中でちゃんと
「悲しみ方」を実感できた気がする。
そこから不思議と父親を安心して
思い出してあげられる時間が
過ごせるようになった🌙
間違いなく、悲しみや悔しさを
ちゃんと解放してあげたお陰だった。
それまでの自分なりの成長と
数年越しのタイミングと
外部的な要素(今回でいうと場所が、悲しみを解放することを許してくれた)が色々重なって起こったのかな。
だから、ありきたりだけど、泣ける映画や本、包まれるような安心する場所、そうゆうのに「泣かせてもらう」ことは
本当に大事なことだと感じる。
ずっとこれまで、頭で考える人間だったから
悲しみ方も
喜び方も
甘え方も
笑い方までも
“私には上手くできない“とずっと放棄してたように思う。
「しかた」じゃないのにね😂
ヨガで心にアプローチをしていくと、
頭でっかちだったカチカチな部分が
やわらかくなって
コントロールできることと、
コントロールしなくていいことがあることを
知れる。
コントロールできないことの方が多いことを自然と学べると、
「委ねること」を学べる。
感情が出てくることを委ねるって、
出来なかった人間にとっては怖いことが多いものだけど💫
自分らしく笑ったり怒ったり悲しんだりできるようになると、すんごく楽だ。
今ではリアクションが凄い、と笑われるくらいに感情に素直になれた。😂
はぁ、そろそろ命日だから夢に出てきたのかな。
前はこの時期は心ここにあらずに過ごしていたけれど、
今では安心して家族と、おとんが好きだった好物を食べて迎えられる🍁
ここまで
長い個人的な読み物を読んでくれた方
ありがとうございます😌😂✨
宮古島エピソードは本当に神秘的で
また必ずどこかで語りたい。
また行きたい。行く。
one yoga
kana.
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